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- 芦野聖天花火大会(アシノショウデンハナビタイカイ)
芦野の花火大会 ローカル感たっぷり
年々人気が出てきていますから、駐車場を確保したい方は早めの到着を心がけて下さい。2014年は思った以上に混雑していました。
芦野の花火大会は正式には芦野聖天花火大会といって、日本三所聖天(芦野・浅草・妻沼)の一つである三光寺の縁日に合わせて毎年8月19日に開催されます。
日本三所聖天は全国でも有名です。
聖天(しょうでん、しょうてん)、大聖歓喜天、大聖歓喜大自在天、大聖歓喜双身天王、象鼻天(ぞうびてん)、天尊(てんそん)。あるいはVinayaka、Ganapatiを音写して、毘那夜迦(びなやか)、那鉢底(がなぱてい)ともいうそうです。
聖天はいわゆる般若心経の観自在菩薩の権化身であります。
地元の信仰とともにローカル感たっぷりの花火大会です。
仲町通りは車の進入が禁止され歩行者天国となり、屋台も沢山並び浴衣姿の女の人もいっぱいいて、お祭り気分が盛り上がります。
芦野の花火大会はお盆が過ぎて、毎年縁日として決まった日に行われます。
行く夏を惜しむように沢山の人々で今年も、8月19日に無事開催されました。
芦野 台明山三光寺 | 台明山三光寺 |
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住所 | 〒329-3443 栃木県那須郡那須町芦野2836 |
TEL | 0287-74-0054 |
花火は戦国時代から明治維新まで芦野氏の居城であった御殿山の上から打ち上げられ、地元の人々は親類や友人が集まって、屋外で酒盛りしたりして楽しそうでしたね。
都会と違って縁日など屋台が出るのは、那須や那須塩原市では年に数回しかありません、皆んな毎年楽しみにしている地元のお祭りです。
そろそろ花火大会の始まりです。
午後7時カウントダウンが始まり0になった瞬間、御殿山からシュルシュルシュルと花火が打ち上げられ、2013年の花火大会が始まりました。
両隣ではイかの丸焼きと大阪焼きを食べるいい匂いがして腹が減って写真どこじゃあ〜りません。
ヨシ、俺もイカの丸焼きだ!
腹へってたのでイかの丸焼き!隣の子供よりデカくて一番高いやつ500円也を買ってきてイカを咥えながら写真撮影で〜す。
へっへっへっへ〜隣のガキのよりデカイぞ。
いつまでもガキと競って進歩ない私です。
お月様も楽しそうです。ま、わかりませんけど。
イカの丸焼きを半分食べたら余計に腹が減ってしまった。
今度は隣の子供が美味そうに焼きそばを喰っている。
ふん、俺も焼きそばだ。
猛ダッシュで超大盛り焼きそばを調達してきて、少し花火を見ながら焼きそばにむしゃぶりつく。
なんか屋台の焼きそばって美味いですよね〜。
私は国道294号線の歩道で見物 結構キレイに見えます。
必需品はウチワとキャンプなんかで使う折りたたみイス、これがあると随分楽ですよ。
雲泥の差です。
あんなに蒸し暑かったのに8時頃を過ぎると微かに秋の風が吹いてくる。
まだまだ昼間は猛暑が続きそうですが夜はもうだいぶ涼しいです。
今年は稲も順調に育っているようだし、来月には多分稲刈りでしょう。
聖天の名称は、大日如来もしくは観自在菩薩の権化身であるために、歓喜天の本身(大日如来もしくは観自在菩薩)を表すために「聖」の字を用いて聖天としたという。
そし大日如来は方便のため、欲望を抑えきれない衆生に対して、まずは願望を成就させてあげることで心を静めさせて仏法へ心を向かわせるそうである。
まあ、ちょっとHな仏様です。
夜空の中に咲く花火は人間の欲望を表現してるのかもしれませんね。
夜9時、花火は聖天様の元に帰りました。
つかの間の真夏の夜の夢は幕を閉じました。
那須にこの時期に旅行にくることがありましたら、是非眺めてください。
今回のラストを飾った花火です、遊行柳じゃなくて黄金柳のようでした。
さあ、花火大会が終わると夜はめっきり涼しくなり、秋風もたまに吹くようになります。
実りの秋も、もう近くまで来ているのでしょう。
農家にとっては忙しくも有り、楽しくもある季節です。
実り多い年になればいいですね。
こんな黄金色の稲穂が沢山採れる事を願う為に芦野聖天花火大会は始められたのかもしれませんね
タマヤ〜
(違うか)
それでは私の2013年の芦野聖天花火大会は終わりです。つかの間の夏の夜の夢でした。