BeNasu那須高原の歩き方
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文月 両郷のおいしい桃は夏の味覚でした。

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いつも最初はりんごですが今月は桃がとってもおいしそうで買って帰りました。
回りに植えてある何気ない花に日本ミツバチがたくさんおりました。 もちろんエコファーマー大塚果樹園さんの桃です。
小規模な果樹園さんですが、安全なりんごと桃を造っています。冷蔵庫で冷やして食べたら甘くてとっても美味しかったですよ。夏の味覚ですね。

7月 両郷の有機無低農薬の桃

日本ミツバチと大塚果樹園さんです。
欧米ではミツバチを飼うというのは高尚な趣味とされています。

〒324-0206 栃木県大田原市河原275 大塚果樹園
マップは私のブログを参考にしてみてください大塚果樹園

7月 両郷の有機無低農薬の桃 7月 両郷の有機無低農薬の桃

有機無農薬の米

この近辺は有機無農薬栽培の田んぼだけですから、農薬を吸い込む危険性もなくトンボも元気に飛んでいて豊かな田園を感じさせてくれます。

無農薬栽培でない場合は那須塩原市や那須町、那須高原の田んぼは、夏の時期大型のラジコンヘリによる農薬散布を依頼する農家が多いです(普通の農家は大方やりますね。)
だいたいは農協などに頼むのですが、目印として白い布製の旗が立ちます。

7月 両郷の有機無低農薬米 農薬散布 大型のラジコンヘリ

これはかなり大型のラジコンヘリでHONDA製とYAMAHA製があったと記憶しております。
結構な講習を受けなければ飛ばせないぐらい高価なものです。農協はこの時期大忙しになります。
無農薬有機栽培の田んぼはピンクの旗がたっています。

7月 両郷の有機無農薬の米

上記の記載のように生体系もとても豊かです。トンボも何種類も飛んでいます、今回はシオカラトンボとオニヤンマを撮りました。
田んぼの横にオニヤンマがいました。ホバーリングしながらようやく止まった所で写真を撮りました。
よく見るとカッコいいですね、
子供の頃、夢中でオニヤンマを追っかけていた頃を思いだしました。
トンボばっか見てて、気がついたら自分がどこにいるのかわからなくなって親に大目玉を食らいましたっけ

7月 両郷のギンヤンマ

大塚果樹園さんの近所から田中にかけて有機無農薬の田んぼが集まっています。
有機無農薬のお米はNPO法人 MOA自然農法実施農地のサインボードが立っております。

稲作は、はるか縄文時代から行われていたのです。
米は連作障害になりにくく、手間を惜しまず連綿と続けてきた結果持続可能な農業が確立されたのだと思います。

それが、わずか30年ぐらいの間に農業は工業化してしまいました
一見、遠回りのようですが持続可能な農業というのは、こういう事なんだなあと田んぼを見ていると分かります。
農業は自然が相手ですから工業とは違います。

農薬を使えば、いずれそれに耐性ができてしまい、どんどん危険な農薬を使用するようになってしまいます。
日本でも抗生物質がきかない耐性菌ができ治療法がない多剤耐性菌の病気がでてきましたが、アメリカなどでは患者数も日本の比ではなく、大勢の方がが毎年亡くなっているそうです。

原因は一つではないと思いますが、ある科学者の研究では肉食が主体のアメリカ人の場合、抗生物質を肉牛に多量に与え続けた結果、その牛の肉を食べ続けた事が原因の一つではないかという懸念も持たれています。
このように抗生物質や農薬は少しずつ人体を侵していきます。非常に怖いですね。
米をダシにするつもりはありませんが、そんな病気にかからずに一生をまっとうするという生き方を日本人は忘れかけているような気がします。
言葉だけのスローライフなどは意味がありません。
たしかに素晴しいものだと思いますが、フランスのワインなどには何万円もかけるのに、こんなに手間がかかるお米に興味のない日本人は本当に日本人なんでしょうか?
昔は当たり前だったのが、当たり前の事をしなくなったのが日本の農業です。
効率性だけを追求すれば安全性は失われていき、人間に害という形で跳ね返ってきます。
自動車を組み立てるようにはお米はできないんですね。

7月 両郷の有機無農薬の米

大塚果樹園さんの隣の田んぼから撮りました。もちろん有機無農薬栽培の田んぼです。赤い屋根の家が大塚果樹園さんです。
さて、いよいよ無農薬有機栽培の米は違いが出て来ました。まず特徴的なのは色が深緑でツヤがあり野性的で力強を感じます。これは一目瞭然でした。
普通に栽培されている米は黄緑に見えますので色の差が歴然と違います。
それと植える稲の間隔が違います。普通の田んぼのように密植していません、一株一株の間隔が広いでのす。田んぼの回りには害虫の忌避剤が下げれております。カメムシなどの害虫から守るためだと思います。

7月 両郷の有機無農薬の米

もちろん両郷の田んぼとは違います。日本の普通の田んぼと思ってください。
通常の田んぼというのは普通このような密植植えです。(写真 下)これが農薬と化学肥料に頼っている一般の田んぼです。
あきらかに有機無農薬の米とは違うのが分かると思います。有機無農薬の稲には一株、一株に思いがこもっているのがよく分かりますね。
化学肥料、農薬に頼っている稲はひ弱な感じがしますね、稲が健康そうに見えません。品種は同じ農林100号コシヒカリなのですよ。
栽培方法でこれだけの差がでてしまうのです。

7月 両郷の有機無農薬の米

7月も殺人的な猛暑が一段落した後、天気が安定しませんね。この日も写真を撮っている時にカミナリがなり始めて、10分後には激しい雨が降り出しました。

7月 両郷の有機無農薬の米

見渡す限り有機無農薬の稲が風に吹かれています。
一雨きそうですね。カミナリもなり始めました。
カミナリはキライなので、今日はこれで引き上げる事にしました。

7月 両郷の有機無農薬の米

さあ、来月は米も劇的な変化が起こる月です。収穫の向けてどのような変化があるか楽しみです。
それでは幻の米の7月は今日でおしまいです。

安全な作物をつくる

両郷の無農薬、有機栽培をしている田んぼの多い地域です。

7月 両郷の無農薬、有機栽培をしている田んぼの多い地域です。

有機無農薬の米にはNPO法人 MOA自然農法実施農地のサインボードが立っております。
こちらがそのサインボードです。

7月 両郷の無農薬、有機栽培をしている田んぼの多い地域です。

農薬を一切使用しませんから、忌避剤が田んぼの回りにぶら下がっています。
直鎖日光には弱いので、ビニール袋などで覆ってあります。

7月 両郷の無農薬、有機栽培をしている田んぼの多い地域です。

このように農薬が使えませんから、田んぼの周りに、害虫が嫌う忌避剤を立てるしかありません。

7月 両郷の無農薬、有機栽培をしている田んぼの多い地域です。

シオカラトンボもよく見るとキレイな水色です。

7月 両郷の無農薬、有機栽培をしている田んぼの多い地域です。

両郷のこの辺の米の種もみはすべて同じです。(種もみに使う稲もモチロン有機無農薬で作られます。)
実際の色はもっと深緑が強く野性的です。
元気があり健康そのものです。

7月 両郷の無農薬、有機栽培をしている田んぼの多い地域です。

これが普通の農薬を使い、化成肥料を沢山使う普通の田んぼです。
ほぼ日本の99%ぐらいはこういう田んぼです。
このように、写真ではわかりずらいかもしれませんが、田んぼに白い旗がありますね。
これからラジコンヘリによる農薬散布が行われる印であります。
確かに両郷の有機無農薬栽培のような米は現在割合からしたら、微々たるものです。
しかし環境保全を考えながら、持続可能な農業を真面目に考えています。

7月 両郷の無農薬、有機栽培をしている田んぼの多い地域です。

またサギ鳥の問題もあります。
有機無農薬の田んぼには豊かな生物が住んでいますので、好んでサギ鳥がやってきます。
結構大型の鳥です。
サギ鳥は稲が小さい頃踏んで稲を倒伏させたり、結構困った問題もあります。
現在なかなか防ぐ事ができない為、そのたびに稲を手作業で元の戻す作業は楽ではありません。

7月両郷の有機無農薬の田んぼはそれにも負けす立派に育ちました。
サギ鳥に踏まれたぐられたぐらいでは、ビクトモしない元気さです。

7月 両郷の無農薬、有機栽培をしている田んぼの多い地域です。

豊かな田園風景に昔からの建物がまだまだ残っています。
日本のアイデンティティが守られています。

7月 両郷の無農薬、有機栽培をしている田んぼの多い地域です。

夏でも田んぼに流れてくる水はキレイで冷たいです。

7月 両郷の無農薬、有機栽培をしている田んぼの多い地域です。

有機無農薬の田んぼの証のピンクの旗が誇らしげに立っていました。

7月 両郷の無農薬、有機栽培をしている田んぼの多い地域です。

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