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- 幻の米の5月の様子 2013年5月
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皐月 五月晴れの中の田園
那須連山にはまだ雪が残っていますが、里は随分と春めいてきました。風薫る5月、青い空に鯉のぼりが元気に泳いでいました。
いよいよ田植えの時期を迎えました。田植えの風景や5月の田園風景を見て下さい。 麦の穂がそよ風に吹かれていました。
そして菜の花がとてもキレイに咲いて、季節の移り変わりを感じます。
田植え風景です。
やはり若い人は少なく高齢者が主体となっていました。
それでも田植機というのはスゴイです、
あっと言う間に田んぼ一枚植えてしまいます。
やはり高額な機械ですが、昔と違い手植えという訳にはなかなかいかないでしょう。
この辺の米がどうして美味しいのかは八溝水系の水がいいと思います。
上流にここはゴルフ場はありません。
また、農業用の溜池などから水を引くのではなく、直接八溝山系から流れてくる湧き水を使用しています。
立地的にも稀にみるいい所なのです。
植える稲の間隔は通常15cm〜20cmなのですが、少し間隔が広めの所が多い感じです。 八溝山地はブナ、ダケカンバ、カエデ、ミズナラ、スギなど、保護林の八溝山天然林があります。(八溝山天然林保存会)
また八溝山地は古くより金を産出する事で有名です。
水自体がすぐれています。
でも素人の私の目には苗が少し小さい気がしますが?
この先少しいくと芦野(遊行柳)という有名な歌人が三人も訪れた場所がある。
西行、蕪村、そして松尾芭蕉です。
芭蕉がこの地を訪れたのは、元禄2年(1689年)4月19日(新暦6月7日)です。
そして、田一枚植えて立ち去る柳かなという句を松尾芭蕉は詠んでおります。
松尾芭蕉が慕った西行を偲んでいるうちに、一枚の田んぼの田植えが終わってしまったという事なのだと思いますが、江戸元禄時代と平成の現在と、田植えの時期がひと月も違ったんですね。
元禄ですから田植機などありません、人力勝負の時代です。
その当時は手で植えるような苗が大きく育つまでは6月ぐらいまでかかったのです。
本当にきれいな水を使用しています。
さて来月はどんなになっているのでしょうか?楽しみです
機械で植えた所を手直ししているのですかね、おばあちゃんと、おじいちゃんで仲良く作業していて、見ているとほのぼのしてきます。
ジョンディアやランボルギーニもすごいですが、なんかおじいちゃん、おばあちゃんを助けながら、一緒に風雪に耐え年をとってきたのでしょうね
味あい深いですね、昔はみんなこんな機械ばかりでしたよね。 キレイな杉の森林の向こうに、那須連山もとってもキレイにみえますよ。