BeNasu那須高原の歩き方
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gif月毎のページです。 4月 5月 6月 7月 8月 9月

 

皐月 五月晴れの中の田園

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五月晴れの中の那須連山

那須連山にはまだ雪が残っていますが、里は随分と春めいてきました。
風薫る5月、青い空に鯉のぼりが元気に泳いでいました。
いよいよ田植えの時期を迎えました。田植えの風景や5月の田園風景を見て下さい。

五月晴れの中の田園は気持ちいいぞ! 鯉のぼり

麦の穂がそよ風に吹かれていました。
そして菜の花がとてもキレイに咲いて、季節の移り変わりを感じます。

両郷米の田植え風景 両郷米の田植え風景

田植え風景です。
やはり若い人は少なく高齢者が主体となっていました。
それでも田植機というのはスゴイです、
あっと言う間に田んぼ一枚植えてしまいます。
やはり高額な機械ですが、昔と違い手植えという訳にはなかなかいかないでしょう。

両郷米の田植え風景 両郷米の田植え風景

この辺の米がどうして美味しいのかは八溝水系の水がいいと思います。
上流にここはゴルフ場はありません。
また、農業用の溜池などから水を引くのではなく、直接八溝山系から流れてくる湧き水を使用しています。
立地的にも稀にみるいい所なのです。

植える稲の間隔は通常15cm〜20cmなのですが、少し間隔が広めの所が多い感じです。

両郷の米の田植え

八溝山地はブナ、ダケカンバ、カエデ、ミズナラ、スギなど、保護林の八溝山天然林があります。(八溝山天然林保存会)
また八溝山地は古くより金を産出する事で有名です。
水自体がすぐれています。

両郷米の田植え風景 両郷米の田植え風景

でも素人の私の目には苗が少し小さい気がしますが?
この先少しいくと芦野(遊行柳)という有名な歌人が三人も訪れた場所がある。
西行、蕪村、そして松尾芭蕉です。

芭蕉がこの地を訪れたのは、元禄2年(1689年)4月19日(新暦6月7日)です。

そして、田一枚植えて立ち去る柳かなという句を松尾芭蕉は詠んでおります。
松尾芭蕉が慕った西行を偲んでいるうちに、一枚の田んぼの田植えが終わってしまったという事なのだと思いますが、江戸元禄時代と平成の現在と、田植えの時期がひと月も違ったんですね。
元禄ですから田植機などありません、人力勝負の時代です。
その当時は手で植えるような苗が大きく育つまでは6月ぐらいまでかかったのです。

両郷米の田植え風景 両郷米の田植え風景

本当にきれいな水を使用しています。
さて来月はどんなになっているのでしょうか?楽しみです

両郷米の田植え風景 両郷米の田植え風景

機械で植えた所を手直ししているのですかね、おばあちゃんと、おじいちゃんで仲良く作業していて、見ているとほのぼのしてきます。

両郷米の田植え風景 両郷米の田植え風景

ジョンディアやランボルギーニもすごいですが、なんかおじいちゃん、おばあちゃんを助けながら、一緒に風雪に耐え年をとってきたのでしょうね
味あい深いですね、昔はみんなこんな機械ばかりでしたよね。

両郷から見た那須連山

キレイな杉の森林の向こうに、那須連山もとってもキレイにみえますよ。

 

両郷の米

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美しい日本の風景 両郷

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両郷の米の田植え

これが農林100号コシヒカリの苗です、キレイですね。
コシヒカリ(越の光)ですから新潟県が有名ですが、農林1号と農林22号を交配させた種です。

両郷の米の田植え

トラクターも大事に使い込んだ、風雪に耐えて来た人のように渋い感じです。

両郷の米の田植え

付近に咲いていたつつじや山藤です、藤10日といいますが、きれいなものは儚いですね。花を惜しむなかれ。人に見られる為に咲いているのではないのですね。

両郷の米の田植え

藤というのは本当に美しいですね、海外で大人気なのがよく分かります。外国の石造りの家の壁にキレイに這わせたり、使い方が上手です。本家、本元もいろいろ利用しましょう。

両郷の米の田植え

すぐそばの杉の林もこんなにキレイなんですよ。

両郷の米の田植え

おばあちゃんも一生懸命です。
やさしい日本の風景ですね。

両郷の米の田植え

米というのは元々は熱帯の植物です。
植物でどれだけ改良がおこなわれたは、正確にはわかりませんが、米も最も改良された植物の一つだと思います。

両郷の米の田植え

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