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那須高雄温泉(那須 日帰り温泉)露天風呂で浮き世の憂さを晴らす
日帰り入浴 | 500円 |
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もとは野天の混浴無料露天風呂でした。
お肌に良い美人の湯ということで、男性にしてみれば「やったぜベイビー!」みたいな、若い女性も沢山来たものです。(もちろん大きめのバスタオルで隠してましたよ)
現在はおおるりグループになってホテルになりました。
ロビーで500円を払いタオルを貰って露天風呂へ。
こんな車でくる粋な人も。
ルパン三世かな。
高級感などはないが、地元人(私)としてはおすすめです。
じいちゃん、頼むから隠して、秘宝館じゃないんだから!
ノーパンじゃぶじゃぶ
ホテルの性質上圧倒的にお年寄りが多い。 時間によるんだけれどもね、静かに楽しみたい方や、こんな感じですので、神経質な方には、ま、どうかな。
外人のバックパッカーも結構利用します、あくまで庶民派の風呂である。
日本では大衆の娯楽である温泉も、欧米では存在そのものがハイソサエティですから日本にいて温泉を楽しまない法はありません。
世界の有名な温泉保養地などのワードで検索すればとても庶民が「ちょっくら温泉にでも」などという敷居ではありません。
特にヨーロッパなどを中心にセレブ御用達のような所ばかりです。
素晴らしいアイスランドのブルーラグーン(Blue Lagoon Geothermal Spa in Iceland)など五百円や千円の入湯料が高いなどといっている私などおよびではありません。
そんなセレブの温泉より、日本の温泉は庶民的でとて気軽に利用できて私などの下流平民には気取らなくて楽です。
ちなみに露天風呂に入らないと高雄温泉の良さはわかりません。
熱い湯がにがてのへなちょこの私は、このぬるま湯加減がここちよい。
ぬるま湯にゆっくり浸かって心と体の芯から温まる。
1,2,3バ、それが大事だよ〜と週にお嫁サンバぐらいきています。
スローライフである。(やることがないだけですが)
硫黄の温泉は本当に体の芯から疲れが取れる。
これは経験則だから実際に入ってみなければ分かりません。
地元の私は一番だと思っている。 (世の中にはもっと名湯はあると思いますが「遠水は近火を救わず」とも申します)
ドラム缶で1日8000本分が自噴している。
露天風呂自体はさほど広くありませんが、湯の量は豊富です。
ぬるめのお湯は那須七湯では他にありません。
鹿の湯を初めどちらかというと熱めの温泉とは趣が異なります。
ま、那須では少し変わっています。
ごらんのように、溢れたお湯がじゃばじゃば流れていきます。
昭和天皇が皇太子時代に訪れたといいます。
こちらが高雄の温泉成分です。
Ph | 6.1 |
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湧出量 | 1000 L/分 |
ナトリウム | 55mg |
カルシウム | 108mg |
マグネシウム | 44mg |
塩素 | 44mg |
硫酸 | 359mg |
メタケイ酸 | 208mg |
二酸化炭素 | 261mg |
泉質 | 硫化水素・砒素含有酸性明礬泉 |
効能 | 疲労回復・健康増進・皮膚病・胃腸病・婦人病 |
那須七湯の中では、高雄温泉と鹿の湯だけが硫化水素・砒素含有酸性明礬泉です。
残り、大丸温泉、弁天温泉、八幡温泉、北温泉、三斗小屋温泉は単純泉になります。
「おじゃましまっす」は南州太郎ですが、おばんですぅ〜と(オバン?)、混浴じゃないよ!!
(若い女性だったら、当然誰も何も言わないと? 思います)
なぁ〜んだ おじんじゃねーか。(思わず自分の物が悲しくなるほど、でっかいシャウエッセン付、凶器準備集合罪じゃねーのかよ!)
当時のような野趣はないが、露天からの眺めは変わらない。
天気が良ければ関東平野が望める。
ナイターがあればツインクルもてぎのライトも見えます。
ここは格安で宿泊できる事でも有名。
一人食事付きで5,500円。否定的な方も沢山いるようですが、この温泉に入って食事が付いてこの値段だったら、コストパフォマンスは相当いいと思う那須の田舎者です。
また部屋からの眺望も素晴らしいので夜景を見ながら高原の雰囲気を味合えます。
週末土日は混みあうのだろうが、平日などはそれほどでもない。 溢れたお湯がじゃばじゃばと流れていきます。
沢山湯の花が沈殿していて那須温泉では一番採取量が多い温泉でした。
この湯の花をそのまま瓶に入れて「生詰」として販売した元祖温泉です。
露天風呂横に、昭和天皇が皇太子時代に訪れた跡が残されています。
もともとは知る人ぞ知るという秘湯でした。
それがインターネットの普及とともに超人気の露天風呂になりファンも多い温泉でした。
それ故、有料になって残念という声も沢山ある。
私も無料だったらいいなとは思う。
しかし無料時代、休日などはオートキャンプの車が、多い時は何十台もいて無法地帯と化していた。
なんでもありだ
駐車場に居座り、昼間から酒を飲み彼らが去った後のゴミの山々を皆さんは知らないだろう。
もちろん不法投棄である。
野生動物もおり、また高山植物も沢山あるのである。
捨てられたゴミを見るのは本当に残念な気分でした
分別していないゴミは悪臭を放ち、本当の風呂好きの方をがっかりさせました。
彼らはボランティアでゴミを片づけたり、掃除をしたりそれは大変でした。
モチロンすべてのオートキャンパーがそうだというつもりはありません。
一部の心ない人達のおかげで、いやな思いをした人も多かったのもまた事実なのである。
そんな中で、バイクのライダーは礼儀をわきまえている人が多かったな。
いいかわるいか、2〜3時間入っていられる
ま、自慢じゃ〜ないが、いつも皮がふやけるぐらい入っている。
ここは標高1200m(おおるり山荘が1200mと公称していますが、那須展望台から見るとほぼ平行に見えるの、で実際は1046mぐらい)、夜になれば満点の星空を眺める事も出来る。
特に夜景はキレイで、まばらな光がローカル感たっぷりで、ささめく町の灯りを眺めながらどっぷりと旅情に浸るのは悪くない。
那須が夕闇に包まれ、やがて黒磯の夜景が見えてくる。
ストレスの溜まっている人は、露天風呂で浮き世の憂さを晴らしてください。(心の倦怠感、絶対鈍感、屈折十年、勤続疲労 などなどにもきくかも?)
ただし37℃とぬるめで、季節によっては露天だけでは寒いので風邪などひかないように。
那須は高山ですから、秋も半ばをすぎると露天は寒いです。 (内湯で最後温まってね!)
お酒はぬるめの燗がいい 温泉もぬるめがいい
しみじみ飲めばぁ〜、しみじみとぉ〜おおおぉ〜〜 という感じ。 風呂は露天に尽きる、ここは一山も二山も越えていかなくてもいい味だしてるぞ。
内風呂はお湯の温度が低いため加温しているのでノープロブレ〜ム♪だよん。
冬はくれぐれも寒いかんね〜
脱衣所の様子です、脱いだ服は備え付けのカゴに入れます。
もともとは野天の無料露天風呂でした。
掛け流しもなにも、目の前で源泉がパイプから直接流れ込んで、溢れたお湯がじゃばじゃば出ていきます。
人工的な、日本庭園にお湯を入れた様な、贅沢な露天風呂ではありませんが味があります。
これをワイルドと取るか、ボロッチィと取るかで評価はまったくわかれると思います。