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両郷の有機無農薬米
両郷というのは旧那須郡黒羽町、現在は大田原市両郷になります。この両郷地区で栽培されている特別栽培米を特集してみました。
以前は比較するために新潟県六日町のコシヒカリ、アマゾン(Amazon.co.jp )より購入で10Kg 約8000円ほどのお米を食べておりました。
現在両郷の特別栽培米を食べております。
黒羽という処は松尾芭蕉が「おくのほそ道」道中最長の14日滞在した町です。
古くは黒羽藩1万8千石として、那須連山の最高峰、三本槍岳の山頂まで領地とし、頂上で会津藩、白河藩と領地を境としました。
三本槍岳の名前の由来は頂上で、黒羽、会津、白河の3藩が領地の確認を行う為、それぞれの藩が槍を立てたことに由来します。
黒羽は那珂川や余笹川といった豊かな川の流れる自然豊富な町です。
両郷はそんな自然に恵まれた那須町との境界に位置しています。
両郷米が南極・昭和基地、南極地方観測隊の食料に選ばれたそうです。
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お米は日本で100%需給できる数少ない作物ですが、関税撤廃をしない見返りに10%は海外から輸入しなくてはいけない事になっています。
年々、グローバリーゼーションの圧力はTPPのように、無理やりに市場開放を迫ってきます。
黒船と同じです。
担当者が日本に調査に来て、でかいアメリカの車を実際に日本で運転してみたら、まったく使い物にならず、いかにアメリカ人がバカげた勘違いをしているのかが良く分かったというような事がアメリカ人のブログにありました。
日本には日本にあった形というものが私はあると思います。
なんでもかんでも安い外国のものがいいわけじゃありません。
日本は瑞穂の国です。
稲作が在るために少なくはなりましたが、現在まで美しい田園環境が保全されてきたのです。
両郷というのは那須地方の田舎で、美味しい米をひたすら作っている美しい田園風景が保全されている場所の一つです。
江戸時代は伊王野氏の領地として、現在の伊王野町と一緒でしたが、明治維新後から現在に至る市町村統合などで、現在は那須郡黒羽町から大田原市になっております。