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不毛の土地が緑豊かな田園風景に変わっています。
那須塩原市 大蛇尾(おおさび)、木綿畑(きわたはた)の林道 | 那須塩原市 大蛇尾(おおさび)、木綿畑(きわたはた)の林道 |
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ズーコン釣り
木ノ俣川は那珂川の支流で、このすぐ下流で那珂川と合流します。那珂川は天然鮎の漁獲高が日本一の川ですが、このような上流域での清流が多いため鮎の遡上が多いのではないでしょうか。
木ノ俣川の源流は大佐飛山、福島県境の牡鹿岳で総延長が約15Kmの渓谷に流れる川ですが、この木ノ俣川の上流沿線には民家や旅館が一件もありませんから、現在でも美しい清流を保っています。
川沿いの渓谷の断崖にはピンクヤシオが咲いて、ヤシオツツジの季節にはとても美しい自然の景観を見ることができます。 木ノ俣川は近年園地の整備などで一般の観光客も訪れるようになりましたが、以前は知る人ぞ知るの釣り人に人気の川でした。
せっかく那須に来たのですから水遊びや釣りをしてみましょう。
私が子供もの頃やったズーコンという釣り方です。
ズーコンと寒井にある黒川発電所あたりの土を少し掘り返すと、ゴロゴロ出てくる土器のカケラをどら焼きの箱に並べるのと、この2つは夏休みの自由研究の私の定番でした。(もちろん8月31日にやる)
しかし今では絶滅危惧種的な釣り方です。
釣り竿は1.5mぐらいの短いもの(私達は子供時代竹やぶの竹などでやりました)
まあ現代は便利な世の中ですから、わざわざ苦労して竹やぶなど入らなくても100均の釣り竿でも充分です。
簡単で釣果のある釣り方です。(カジカ、ハヤなど)
子供の頃は山ほど釣れたもので、流れのある川でしたらどこでもできます。
仕掛けなど詳しくはズーコン釣り 丈夫な篠や竹、または100均で釣り竿が見つかれば、餌は現地調達です。
この方はオモリは使わないみたいですが、小さな球オモリを私達は付けました。
川底のカジカなどがかかりやすくする為でした。(川底に沈めるほど付けたらダメですよ、色々とトライしてみてください)
子供は多分喜ぶと思います、お金かければ楽しいってもんじゃないですからね
こんな感じで次から次へと釣れたものです。
もう毎日「やったぜベイビー!」のようなものでした。
那須の渓谷 木ノ俣川
木の俣園地ハイキングマップ 夜明けの木ノ俣川です。美しい那須の渓谷美ですね。
那須野ヶ原扇状地は、伏流水で洪水でも起こらない限り、水の流れない土地ですから、どうしても扇状地より高い場所から水を引かなければ作物は作れません。
水源として使えるのは那珂川及び那珂川の支流しかありません。
那珂川や木ノ俣川などは深い渓谷を流れる清流です。
木ノ俣川は江戸時代より穴沢集落などの名も無き農民達が、危険な谷底にトンネルを堀り、厳しい急斜面に水路を造り、水源確保を目指して困難な工事をして完成させたとてもすごい歴史のある所です。
渓流釣りの人に人気があります。
現在は残念ながら震災の影響で、上流部に向かう道路の路肩が崩れているため奥に行くことはできません。
上流には川幅ももっと広くて、夏には水遊びもできカジカなども沢山います。
木ノ俣川はキレイで水も冷たいですから夏はいいですね。 美しい森に朝日が差し込んできました。
木の俣 巻川線という林道があるのですが、現在は通行は可能ですが落石などもありますのでオススメしません。
本来は大蛇尾(おおさび)、木綿畑(きわたはた)の林道と木の俣 巻川線をドライブして木ノ俣川の上流を見て頂きたかったのですが、地震で路肩が崩れ残念ながら通行不能の状態です。
本当の清流が見れるのですが危険ですからしょうがないですね。
早朝釣り人がいます。
木の俣園地 巨岩吊り橋
那須町と那須塩原市が大好きな吊り橋を架けたようです。吊り橋が好きなんですね?理解できません。
現在は通行不能ですが、もちろん奥まで行ければ木ノ俣川は最上流にありますから、清流そのものです。
深い山を超えればすぐ先は会津ですから。
夜明けの日を浴びながら巨岩吊り橋まで歩いてみました。
距離は700mですから15分ぐらいです。
巨岩吊り橋を渡ると遊歩道があり駐車場まで戻ってこれます。
これが巨岩らしいですが、沢山巨大なのがゴロゴロしています。
沢名川とならんで美しい川です。 川底の石を見ると清流度がわかります。
上流は本当にキレイですよ。一日も早く復興できればいいですね。
渓谷ですので、木々の色が四季それぞれに楽しめます。
この写真は夏の夜明けのものですが、紅葉も美しい場所です。
アウトドア派の方には楽しいかもしれません、何より水がキレイです。
素晴しい清流ですから事故の無いよう遊んでください。
水が冷たいですから、川遊びの時は充分準備体操してから水に浸かってくださいね。
ゴミは必ず持ち帰り、「桃太郎」のおばあちゃんじゃありませんから川で洗濯、洗剤など絶対に使用しないで下さい。 前述した通り江戸宝暦の頃から沢山の犠牲者を出しながら、困難な掘削をし水源確保した神聖な川です。
先人に対して失礼の無い行動をとりましょう。
右の写真は江戸宝暦の開削の成功を祈って水神様に奉納した絵馬です。