BeNasu那須高原の歩き方
BeNasu 那須高原の歩き方

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那須に暮らす人々 または那須で暮らす

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私のふるさとの那須の人々を紹介します。

現在問題となっている増え続ける後期高齢者の問題。

厚生労働省によれば、2025年には団塊の世代が75歳以上になり、日本全体の後期高齢者の数は現在より533万人増加するという。
うち3割以上が、東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県に集中する。地方に比べ、東京圏の高齢者の増加が顕著だ。
有識者らでつくる民間研究機関・日本創生会議は、2025年には東京圏で13万人分の介護施設が不足すると指摘。都会に「待機児童」ならぬ「待機老人」があふれることになる。
そこで注目されているのがアメリカ合衆国で誕生した「CCRC」。
1970年代に登場した継続介護付きリタイアメント・コミュニティ(Continuing Care Retirement Community)だ。


Yahooニュースより引用。

地方にこの日本版「CCRC」をつくろうという動きが検討されています。
これはアメリカであるから成り立つような施設です。
いかにもパクリが大好きな役人が考えそうな事ですが、アメリカなど叔父の中の一人ぐらいは行方不明などがいるのなど全然当たり前の社会です。
まして18才をすぎて親と同居など普通はありえません。
成人式や入社式にまで親がついていくような社会で18才で選挙権をあたえてもいいのでしょうか?
特に黄色人種はネオテニーの傾向が強いと言われております。
(ネオテニーについては専門的な分野で、10年ぐらい前に私も本を読んでなるほどと思っただけで、必ずしも正しいかどうかは私などにはわかりませんがYahoo知恵袋にわかりやすく説明されている方がいますので参考にしてみてください。)
ネオテニーってなんですか?

17才 アメリカ リー・モーガン(Jazz演奏家)黒人 フェリックス・メンデルスゾーン ドイツロマン派の作曲家、指揮者 17才で作曲した夏の夜の夢から「結婚行進曲」白人

 


gif そして今時の日本の17才 黄色人種

まあそんな、やたらとベタベタとした家族関係の日本でこれが通用するのでしょうか?
統計によりますと、地方に移住を希望しない60代の男女が6割以上を占めるそうです。
住み慣れた利便性の高い都会を離れ、子や孫とも遠くなる地方での生活に不安を抱く高齢者は多い。
というのが現実です。
でも良くその辺は考える必要がでてきました。
TPPです。
那須ではほとんどTPPに無関心といってもいいような現状です、新たな「道の駅」を作ればいいなんていっている状況ですからお話になりません。
なんといっても「那須 TPP」で検索すると私のへなちょこサイトが1ページ目にでてきてしまうのですから。

10年後の日本はかなり現在とは姿を変えていると私は思います。

TPPが締結されれば、海外から大量の労働者が日本に押し寄せてくるのではないか?と私は思っております。

これらの人達も当然職のある都会に住むのがほとんどだと思います。
それに伴い間違いなく犯罪も増える事でしょう。

現在の経済的に裕福な層はほぼ高齢者ですから、高齢者を狙ったオレオレ詐欺などの犯罪に加えて、今度は海外から移住してきた人達の過激な暴力事件のようなものが多発するのではないでしょうか?
実質的な移民のようなものですが、TPPの加盟国の中であれば基本的に自由にこれるそうですから、そのようなシュミレーションも必要だと思います。

「揺りかごから墓場まで」といわれた高福祉社会のスウェーデンでさえ現在ではもうすでに過去の話で、沢山の移民により国が乗っ取られるといった危惧を抱くスウェーデン人も多いそうです。
果たして上記の東京・神奈川・埼玉・千葉の1都3県は大丈夫なのでしょうか?
下記に記しましたが那須には救急の病院はありませんが、墓場はいくらでもあります。

  私達の故郷那須もいろいろな所から人が来たり、時代の流れとともに人間関係が希薄になりつつありますが、まだまだ昔ながらの那須の素朴な人情が残っていますよ。

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芦野 平井菓子店

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芦野の町の入り口の手前にある竹林と樹齢数百年のけやきの大木がある何気に映画の一コマにでてくるようなお菓子屋さんです。

初めて入ったお店なのに気立てのよい美人のおかみさんが親切に応対してくれました。

なんかおかみさんのゆったりと生きている感じがとっても素敵です。

中に入るとまたこれが、味のあるお店なんですよ。

時間がゆっくり流れる気がする不思議なお店です。

芦野の平井菓子店 芦野の平井菓子店

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那須の病院

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“スローライフを目指してやってきたのにショートライフで終わってしまった。 トホホ” とならないためには。

平成22年度の「健康日本21」の資料によると、男性は平均寿命79.55歳に対して健康寿命が70.42歳、女性平均寿命は86.30歳に対して健康寿命が73.62歳と、男性9.13年、女性12.68歳もの差があります。平均寿命通りに人生を過ごすとすれば、最期の約9年、約13年は「健康ではない寿命の期間」となってしまうのです。
平均寿命と健康寿命の差を縮小するには JIJIKOより


那須に暮らすというのは、スローライフであるとかの夢のような言葉ですが、一番考えなくてはならないのは病院ということだと思います。

毎日凝った料理をつくってブログにアップしたりするのは、私達地元の人間にしてみれば仕事のないヒマ人とどこが違うのか良くわかりません。
都会の混雑からでは得ることのできない、自然を楽しむとかの、心のゆとりを求めて生活することが目的で暮らしている方は別ですが、たんなる料理自慢は場所はどこでもいいのではないか?と思います。
「人間の帝国は、心の中にある。」とアントワーヌ・ド・サンテグジュペリも言っています。

高級な酒や美味しいものを食べたいだけなら都会のほうがずっといいと思います。
(外人が見たらスラムに見える日本の住宅街(人が一生かかって超高額な「猫のひたい」のような土地に、どうせ一代しかもたない新建材だらけの「うさぎ小屋」を買うものだということは外人には理解できません)
都会では無理だから、単に土地の安い那須だからというのはオナニーと同じ)

かつて若かった頃に夢みって買った別荘地も高齢化した現在、今や限界集落化してきております。
車が運転できなくなったら生活できませんから、まさにスリル満点のサバイバルです。
とにかくボケないことが一番大事です。

どんなにゆっくりと暮らしても時間だけは皆平等ですし、スローライフなどという英語は存在しません。(意味不明)

(漢字がいっぱい並んだ職場か、不動産屋、マルチ商法の会社が大好きな言葉)

黒磯のあるホームセンターではホンマ製の薪ストーブが日本一売れるそうである。
私だったらこざっむい(とても寒い)那須に新築で住むのであれば、最初から暖炉を造りますが、中にはやたらに高い海外製をありがたがって買う金持ちもたくさんおります。

人が自分の金をどう使おうが自由ですが、でかい外人が振り回す薪割りの斧なんかで体力のない、定年までホワイトカラーのサラリーマンが、ますます高齢化していくのにそんなもの振りましていたら腰を痛めるか、へたをすると足を怪我します。

どだい世界中どこでも薪ストーブなどリサイクルの鉄でつくっているんだし、あんな重量物を運んでくれば高いのはあたりまえです。
ある種のエネルギーの無駄遣いであるし、「一体何のために薪ストーブを使うのか?」本末転倒となってしまったりします。

多分私の考えですから異論はあると思いますが、本気で家を暖める気で使うなら、多分150Kgぐらない薪ストーブでは単なる焼却炉と大差ないと思います。
薪などあっという間に燃えてしまいますから沢山ストックしておくに越したことはありません、またチェンソーの扱いやメインテナンスなどもある程度自分でできないと金ばかりかかってしまいます。(私も3台持っています)

那須の薪つくり 那須の薪つくり

そんなわけで薪の調達は広い山でも持ってないと維持だけで大変ですし、ホコリなどもでますからコンピューターなど精密機械を使用している方は充分に気をつける必要があります。

那須のホームセンターで売っている薪


いいか悪いかは別として、薪割りをやっているとなんで原発が必要になったか良くわかちゃったりします。
若いときはいいとして人間還暦もちかくなればどこか体も傷んできます、私は腰が痛いので痛み止めを飲みながら作業をしています。
何故ならクヌギやナラなどの良質の薪をホームセンターなどで買って調達していたら、右の写真の薪など3束や4束ぐらい燃やしてしまいますから。一日に寒い日だったら2000円ぐらいあったいう間に萠えてしまいます。 燃えてしまいます。

那須のホームセンターで売っている薪











やたらに高価な煙突で悦にはいるより新築するなら是非暖炉をつくりましょう。
いろいろ意見はあると思いますが、それが本物というものだと当たり前に私は思います。

那須地方というのは道を一本入ればどこも牧草地か田んぼばっかりですから、健康であれば、どだいそんなに急ぐことがない場所です。

宮沢賢治は死の床に居て「雨ニモマケズ、風ニモマケズ、雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ丈夫ナカラダ」を持つために、「一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲタベ」と言っていましたが、それがそのまま科学の進んだ物質社会の現代の健康学に合うとは私も思いませんが(本質的には粗食という事をいいたかったのだと思います)、横文字ばっかり並べた日本人には合わないこってりした料理ばかり中高年が食べていたら、早晩病院に行く必要性が出てくるのは間違いありません。

那須赤十字病院 救急救命センター


人間は高齢になるに従い病気になる確率も高くなります。

我々住民は長い間に、いかに病院が大事か身にしみています。
特に那須町は救急の病院はありません。
毎日那須町から那須塩原市や大田原市の救急搬送は思っている以上に多いです。

夜間など、深刻な病状に陥った場合は、選択肢は限られてしまいます。
栃木県北部で第三次医療を受けられるのは「那須赤十字病院」だけです。
(三次救急とは、二次救急(入院や手術を要する症例に対する医療)まででは対応できない重篤な疾患や多発外傷に対する医療であり、救命救急センターや高度救命救急センターがこれにあたる。)

現在は那須塩原市に国際医療福祉大学病院や、大田原市に新しく移転して「那須赤十字病院」ができましたが、那須からですと相当距離があります。
公営や民間のバスを利用してなどというのは、市町村が違ってしまえば「利便性」など市町村間で、まったく考慮されていませんからほぼ不可能に近いと思います。
(ローカル路線バス乗り継ぎの旅を見ていれば、地方でバス乗り継ぎがどんなに困難であるかわかると思います。)

広域な地域に高度な医療を受けられる病院が少ないですから、常に混み合っています。
若い方はあまり実感がないかもしれませんが、言葉に酔う前に、一番肝要な事だと思いますから是非考えてみてください。

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那須赤十字病院

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那須赤十字病院

大田原市の公営バス 参考までに黒磯駅から公共機関を使って那須赤十字病院へのアクセス方法です。

黒磯駅 東北本線 宇都宮・大宮方面 (上り) 時刻表
黒磯〜那須塩原駅 190円
那須塩原駅より大田原市の公営バス 時刻表
那須塩原駅〜那須赤十字病院 200円 (東口にバス停あり)


地上10階建て、敷地面積7.1ヘクタール、駐車場1.500台という栃木県北最大の病院です。
免震構造で震度7以上の大地震にも耐えられる素晴しい建物で、建物環境総合性能評価機構(CASBEE)によって建物総合評価を受け、病院建物としては全国初のSランク、5つ星の認定を受けました。
診療科目 内科、呼吸器内科、アレルギー科、リウマチ科、消化器内科、循環器内科、神経内科、血液内科、糖尿病、内分泌内科、腎臓内科、外科、呼吸器外科、心臓血管外科、消化器外科、整形外科、 脳神経外科、形成外科、小児科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻咽喉科、リハビリテーション科、放射線科、救急科、歯科口腔外科、麻酔科、病理診断科
休診日 第2・4・5土曜日
日曜・祝日
年末年始(12月29〜翌1月3日)
創立記念日(7月1日)
病床数 460床
住所 〒324ー8686 栃木県大田原市中田原1081番地4
TEL 0287−23ー1122(代)
公式ホームページ 那須赤十字病院

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昭和も40年終わりぐらいまで那須町と那須塩原市の境を流れる那珂川は、夏は天然のプールとなり、夏休みの子供たちのかっこうの遊び場でした。

今思い起こせば、もし「楽園」というのがあったなら、この頃の那須は楽園のような場所でした。
この風景を見る度に私はインターネットが無い時代に生まれ育って本当に良かったと思います。
もんちろん現実社会で今を行きている以上、ネットはもう生活と切り離すことは不可能ですが、便利がイコール幸せでは無いということでしょうか。

那珂川

時代の流れとはいえ自然も大きく変貌しました。
下の写真は2015年現在ほぼ同じ場所を撮影した画像です。

歴史的遺産である取り壊す必要のない先代の橋のピンヤは簡単に取り壊され、どこかの土木産業の懐に入ってしまったのでしょうかね、ま、わかりませんが。

那須のスローライフ

これは何だかわかりますか?
年配の人は結構わかると思いますが里芋を洗う棒なんですよ。
家の横を流れる小川の水なんかで洗える程水がキレイだったんですよね。

この辺り那須野ヶ原は扇状地で伏流水になってしまい水が少ないのはしょうがないのですが、尚仁沢湧水に代表されるように日本でも有数の水源の森が高原山から那須連山にかけて広がっています。

このサイトでも特集しております沼ッ原湿原深山ダムの上流には日本の水源の森百選に選ばれている七千山水源の森(主な山 三倉山)があり、同じく尚仁沢湧水がある高原山水源の森(主な山 高原山)も日本の水源の森百選に選ばれているという素晴らしい環境が那須には本来はあるはずなのです。

安全でおいしい水ほど貴重なものは無いのですが、それにはそれを造る自然が必要不可欠です。
こんな昔ながらの生活が今に息づいている那須もまだまだあるんですよ。
本当の意味でのスローな暮らしを人間的に生きている人達を紹介していきたいと思います。

那須のスローライフ

今や女性の二人に一人はガンになり、男性にいったては三人に二人という驚異的な病気ですが、悪いと知りながらも減らない喫煙率など原因をあげればきりがありません。
都合の悪い部分はグローバル・スタンダードなどという言葉はでてこない。

那須のスローライフ


何かの映画のセリフでしたが、「人は生まれるときは泣きながら生まれてくるが、廻りは皆笑っている、だから死ぬときは自分は笑って、廻りが皆泣いてくれるような人生を送りたい」とったような意味のセリフがあって心に残ってはいるのですが何の映画かは忘れてしまいました。
聖書にでも書いてあるような言葉ですが、やはり人間はどう終わるかが大事だと考えるように年齢を重ねるごとに思うものです。

スローライフでもロハスでもなんでも結構だと思いますが、良く病院の事は考えてから那須には住みましょうね。
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