- BeNasu那須高原の歩き方 トップページ >
- 観光スポット >
- ナスヒオウギアヤメ >
- 2014年のナスヒオウギアヤメ
2014年のナスヒオウギアヤメも最盛期です
今年もナスヒオウギアヤメの開花の時期になってきました。2014年の6月1日でほぼ最盛期を迎えつつ有ります。
まだまだ認知度は高いとはいえませんが、昭和天皇が研究して名づけた気品のあるアヤメです。
本当の意味でのロイヤルといっても過言ではありません。 私はこれから那須を代表する花になると思っております。
現在環境省や県からレッドリストの指定を受けている貴重なアヤメです。
ヒオウギアヤメは皇室とも縁のある花です。
ヒオウギアヤメの名前の由来はヒノキの薄板を重ねた扇で、古くに宮中などで用いたものに似ることに由来するそうです。
ナスヒオウギアヤメは漢字で書くと那須檜扇菖蒲となります。
(厳島神社の檜扇 国宝) まさに檜扇ですね。
気品のあるロイヤルパープルが素晴しいです。 ナスヒオウギアヤメは花弁の真ん中に黄色が入り、ちょっと蘭の花のような趣があり豪華な感じがします。
株は普通のアヤメより大分大型で、1mを超える株も珍しくありません。
こちらが普通のアヤメです。 普通のアヤメと違うのは湿原であるとか、湿地のような場所でないとあまり大型化しないようです。
ご覧のように普通の場所に咲いているナスヒオウギアヤメは大型化しません。
小規模ではありますが、ナスヒオウギアヤメを目にする場所も増えてきました。
沢山の方のボランティアや協力で絶滅を防ぐことができました。
地元の皆さんを初め本当の那須の自然を愛して移住してきたこられた方々のお陰です。
一地元民として厚く御礼申し上げます。
栃木県でも公開していますので、那須塩原市の鍋掛の近くに樋 沢のオオウナギの伝説の池があるのですが、そこにも咲いています。
2013年のナスヒオウギアヤメのページにもそこで撮った写真が載っております。