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裏那須の美しい大自然
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車で観音沼森林公園の道をまっすぐ行く道が南山通り(那須ルート)、会津中街道です。
会津中街道は会津地方と江戸を結ぶ、会津西街道と奥州街道の間を通るので会津中街道と呼ばれました。
1683年(天和3年)の日光大地震により、会津より日光を通って江戸に抜ける会津西街道が通行不能になり、代替街道として機能しました。
現在は那須連山の縦走などに人気ですが、会津西街道が再整備されるまで、板室宿を経て那須山中の三斗小屋宿、標高1,468mの大峠、松川宿に至る難所超えの道中でした。
細い道なのですが舗装道路です。
奥州 駒返坂を過ぎていきますとこの滝があります。
奥州にとっても関東にとっても辺境というか秘境です。
森林から見える山は本当に美しいです。
現在はあまり道の状態はよくありませんが、三本槍などの登山客や加藤谷川の渓流釣りの方を中心に訪れる人がおります。
観音沼森林公園からですと3〜4kmぐらいで右手に見えてきます。
加藤谷川は位置的には流石山あたりから流れてくる水なのでしょうか、大峠を挟んで左に三本槍岳、右に流石山、大倉山、三倉山が壁のように迫り深山の秘境の趣です。
高さ40mと15mの二段になって流れている滝です。
キレイなミネラルウォータのような水が轟々と落ちてきます。
地震の影響で、下まで降りる階段が一部壊れていますので 、山登りに慣れてない方はやめましょうね。
駒止の滝の倍以上のスケールですから、滝の大きさ自体の見どころはこちらの方があります。
30分ぐらい下で滝を眺めながら、コーヒーを飲み日暮の滝の謂れのように見とれていました。
会津若松の市役所の方が3人ほど降りて来ました。
若いでけあって元気です。
女性もいましたよ。
福島県にもこんなスゴイ滝があるんだと一同驚いていました。
名前の由来が書いてあります、江戸初期、第二代会津藩主加藤明成が江戸から会津入りする際、下野国の黒磯(現、那須塩原市)から大峠を越え、この辺りまで来たそうです。
その時、谷川の対岸から見た滝に心を奪われ、岩に腰掛けたまま日が暮れるまで動かなかったそうです。
ハッパが小さいですから、夏場などは木に大分隠れてしまいます。
鎧沢(よろいざわ)付近に行くと残雪もあり、水もまだまだ「ひゃっこそうです」(冷たそうです。)
観音沼森林公園からみた風景、言うまでもありませんがメルセデス・ベンツは私の車ではありません。
ベンツ1台だけ止まっているとヨーロッパのような景色です。
大峠に向かう人は平日とあって誰もいませんでした。
眺めはまだ、春浅しという感じですが、会津方面はすっかり春爛漫の感じでした。
鎧沢を過ぎて1kmぐらい行くと完全に通行止めです。
普通の人は日暮れの滝までで絶対めましょうね。
日暮の滝の先は危険です。
(現在地 日暮滝)
観音沼周辺
観音沼森林公園から猿楽台地に行ってみます。
この辺の森はため息がでるほどですよ。