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夏はやっぱりヒマワリ
道の駅 明治の森 黒磯の向日葵(ひまわり)畑です。連日の猛暑にかかわらず元気なのは向日葵だけかな〜。
日本列島が暑さでバテバテ状態です。
那須が25°を超えないと言っていますがそれは昔の話。
やっぱり夏は暑いですよ。(夜は結構涼しい時もありますけどね)
ヒマワリは夏の季語であり日輪草などと呼ばれる事もある北米原産のキク科の一年草です。
太陽の向きに合わせて動くんで日回りとも呼ばれるようですが、よく見ると、ひねくれ者もいて全然関係ない方向を見ているのもいます。
個人的にはスペインやイタリアが原産かと思っていましたが、北アメリカだそうです。
そしてヒマワリはロシアの国花だそうです。
日本には17世紀に伝来しています。 ヒマワリはいつも太陽を向いています。
そして太陽を常に追い続けます。
形も太陽に似ていますね。
雲の多い日も必死で太陽を探し続ける素晴しい花です。
見習うものが沢山ある花です。(こうあるべきですよね) キク科は世界最大の花の科です。
ひまわりも改良され沢山の品種がありモネのひまわりやら、ゴーギャンのひまわり、花の形も色々ですが花の色も白っぽいものから赤に近いものまで様々ですね。数百種類はあるようです。
でも、鑑賞用のものは栽培に日数がかからないためかどうかわかりませんが、大輪の昔のようなひまわりはあまり見かけなくなりましたね。
ゴッホ自身一番気にいっていたヒマワリの作品です。
浮世絵の影響が感じられるような気がします。
真夏にキレイに咲く花
私の庭のムクゲのグラデーションです。もっとキレイになるように調整が必要ですね。苗木で植えたのでしょううがないですが。
大きくならないようにするには剪定が必要です、ほっとくと結構な大きさにムクゲはなりますからね。 稲作農家の人か田舎の人じゃないとなかなかお目にかかれません。
ほんの一瞬しか咲かない、それこそ幻の花ですよ、米に花が咲くのを知っている人は少ないんじゃないですかね?
米の花です、これを出穂(しゅっすい)といいます。
会津下郷の猿楽台地に咲く広さ50ヘクタールの日本一のそば畑です。
会津下郷は裏那須と会津の自然が美しい私のお気に入りの場所です。
見渡す限りのそばの花です。
なかなか見れる景色ではありませんよ。 (おばちゃん、白河のお城だよ、何の恩返しもできなくてごめんね。)
長いようで、過ぎてしまえば短いような懐かしい気がするのが8月です、子供の頃の夏休みを思い出してください。
私は小学生の時、夏休みが始まる日(通知表をいただく日ですね)通知表を貰って親に大目玉をさっさと食らい、そのまま千葉の東金の親戚に8月31日まで遊びに行き、ひと夏中アメリカザリガニ取りをしたことがあります。
親戚は大きな木に囲まれた古い茅葺きの農家で、広い庭がありましたが、連日私が捕まえてくる大量のザリガニで、それこそ親戚の家のものでは足りなくて、近所中からタライやらバケツを借りて足の踏場もない状態でした。
しかし奥州の白河から嫁にいったおばさんにとっては、遠い千葉に親戚などいませんから、血のつながったそんなバカにもとっても優しくしてくれました。
残念ながら恩返しもできないまま、その数年後ガンで亡くなってしまいました。
気持ちの大きい優しいおばさんでした。
当時は那須地方にはアメリカザリガニはいませんでしたので、欲しくて欲しくてたまらなかったんですね。
もちろん夏休みの宿題など邪魔になるので持っていきません。完全な確信犯です。
結果、夏休みが終わって学校が始まった時、な〜んにも宿題をやっていなくて、今度は先生から大目玉を食らったの憶えています。
へへへ今の子供は真面目ですね。
来月はめっきり秋が近づいてきますよ、それでは私の8月の花は今日で終わりです。